新商品のご紹介です

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

前回、少し匂わせるようなことを書いてしましましたが、まもなくAtelier Un Deuxではキッズマスクの販売をします。園児から小学校低学年用サイズです。

なぜバレエ用品店でキッズマスクなのか

無いなら作ってしまおうというのが私の創作の原点ですが、第一に冠婚葬祭で使用できる上品なマスクは大人用は市場にたくさんあるのに、子ども用が全く見当たらなかったのです。

さらに我が子のお友達のバレエの発表会などにお誘いいただいたときのプレゼントのレパートリーも段々と尽きてきてしまっていました。

どちらも親として悩んでいたことであり、アトリエに発表会のプレゼントで使える商品を充実させたいという思いは以前からありました。

そこで仕立てたのがキッズレースマスクです。ホワイトと薄ピンクの2色ご用意しました。

こだわりをたくさん詰め込みました

立体的な裁断でしっかり隙間無くカバーしつつ中に空洞を作り息苦しくない形状です。

ゴムには痛くなりにくい平ゴムを使用し、ジャストサイズで装着できるようアジャスターをつけました。

生地は3枚すべてにこだわりがあります。レースは光沢があり、非常に繊細かつ丈夫なウェディングドレスにも使用されるラッセルレースを選びました。レースの下の表地にも光沢の美しい目の詰まった綿100%のブロード生地を使用しています。

そして肌に直接触れる裏地には、抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「CLEANSE🄬/クレンゼ🄬」を施した綿100%のガーゼ生地を使用しました。全ての菌・ウイルスをガードできるわけではありませんが、菌・ウイルスの増殖や臭いの抑制が期待できます。肌触りもよく、通気性・吸水速乾性にも優れています。

内布の右側にはタグをつけました。左右がわからないお子さんでも(右効きでしたら)「お箸を持つ方の手にタグがくるよ」と言っていただければ左右(上下)がわかるようにしています。”小さいお子さんでも自分でできる”ことは当アトリエが大切にしていることです。このタグは肌に触れていても痛くありません。

発表会などの観劇や、その他フォーマルな装いでお出かけされるハレの日に、また繰り返しのお洗濯にも強いので普段使いにも(必ず小さいネットをご使用くださいね)、そしてプレゼントにも、ぜひご活用ください。

オンラインショップOPENしました

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

アトリエに続き、オンラインショップがOPENしました。ホームページからも入っていただけますのでぜひご覧ください。

現在レディースフリーサイズの巻きスカート「エレガントシリーズ」を春夏向けに4柄掲載しています。

「エレガントシリーズ」のこだわりポイント

バックスタイルは少し長めに、ドレープをたっぷりつけてリボンとともにエレガントなスタイルにしました。

フロントスタイルは逆にドレープをなくし、お腹周りをスッキリ細く見えるようにしています。

また、巻きのリボンには既成のリボンは使用せず、スカートと同じ布で仕立てています。手間はかかりますが、既成のリボンはツルツルしているものだとどうしても滑りやすく、踊っていると縦横にずれてしまいますし、ツヤのないリボンはエレガントさに欠けるからです。

秋冬でしたらベロア調のリボンを使用したらズレなくて良いかもしれませんね^ ^

生みの苦しみと喜び ~mustよりもwantの心を大切に~

新しい商品を作るには、そこに至るストーリーがたくさんあり苦しいこともたくさんありますが、こだわりのものができあがったときの喜びでその全てが報われて吹き飛びます。

私は行き詰っていたときに経営のご指導をいただいた方から、「mustよりもwantの心で動かないとしんどいですよ」と言われた言葉をずっと大切にしています。

もちろん仕事ですから責任は伴いますが、must>wantに自分を追い込んでしまうと、苦しくなりますし、一生懸命やっているのに良いものを生み出せなくなります。

仕事でも育児でもそうですが、must<wantで動いたほうが、よりよい成果を生むことを身をもって実感しました。

バレエのレッスンが今まで以上にウキウキ楽しくなるようなウェアを!と思いながら”~しなければならない”と考えてガチガチに仕事してる人に、ウキウキする商品は作れないですよね(汗)

バレエとは直接関係がないかもしれませんが・・・

ウキウキしながらまもなく発表する次の商品は、今の生活に欠かせないアレです。

”アレ”をですね、ウェディングドレスにも使用される繊細で丈夫な生地を使用し仕立てました。

どこを探してもなかったので、「ないなら作ろう!」となりました。これが私の基本姿勢ですし、アトリエを始めたきっかけでもありました。

近日公開です。ぜひご期待ください♪

たいへんお待たせいたしました!

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

7か月ぶりの投稿となってしまいました。

まさかここまで時間がかかってしまうとは・・・

体調を崩して以降、家庭、縫製技術、経営といろいろな悩みがありましたが、たくさんの方々のお言葉やご協力に支えられ、ついにOPENに至りました。ホームページに辿り着き見てくださっていた方にも支えられました、心よりありがとうございます。

ひとりで石橋をひたすら叩き続けて永遠に開業できないのではとも思える状態から、体調を崩したことでたくさん悩み、考え、そして自分の中にあるバレエへの思いを再認識し、今できることから始めようと思えたことでスタートできました。

完璧に準備が整うのを待っていたら、永遠に開業なんてできないと以前の私は気づいていませんでした。根が真面目なんです、あまりいい意味でではないですね(汗)

春夏の巻きスカートの販売から開始いたします!

オンラインショップがまもなくスタートしますので、そちらからご購入いただけます。事前にご予約いただけましたら、直接アトリエにお越しいただいてのご購入も可能です。

今後巻きスカート以外にも商品を増やしていきますので、どうぞご期待ください^^

サイズオーダーのシンプルレオタードや、衣装バッグ、チュチュボン、クラシックチュチュ、発表会のプレゼントなどを準備中です♪

我が子たちにも変化がありました

この7カ月の間、家庭でも様々なことがありました。次女も小1にして週6日バレエに通うようになったり、誰よりもバレエが大好きな息子(小5)が思春期の悩みや不安でバレエから離れてしまったり。

次女は最初は続けられるのか不安でしたが、週6日のレッスンも早5カ月が過ぎ、今も楽しんで通っています。

息子はレッスンからは離れてしまいましたが、今まで以上に家でストレッチをしたり、バレエ関連のテレビは欠かさず見たりと相変わらずのバレエ愛を振りまいています。早く思春期を抜け出してレッスン復帰してほしいです^^;

ひとりマイペースな長女(中1)は淡々としていますが、私の仕事に興味を持っているようなことを口にするので母は内心嬉しく思っています。

強まるバレエへの愛、文化の継承へ

我が子たちに限らずバレエを週5~6日習っている子たちでも、将来バレエダンサーや教師になれる人は本当にごくわずかです。ほとんどの子が自立するタイミングや大学進学のタイミングでバレエから離れていきます。でもバレエを大好きで本当は離れたくないと思っている子が一人でも多く、バレエに関わって生きていけるようにしたい。そのためにも今後事業を拡大し、雇用をしていきたいです。

また、近年は全国的にも大人のバレエクラスが増えているので、生涯の健康・美容習慣としてバレエが浸透していくように発信していきたいと思っています。

今はまだ本当に小さな小さな工房ですが、コツコツと成長をしていきますので見守っていただけましたら嬉しく思います。

こんなものがほしいというお声もどうぞお寄せください。

ご報告(お詫び)

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

9月のOPENを目指してこの1年、師匠にご指導いただきながら突っ走ってきましたが、無理をしすぎてしまったのか体調を崩してしまい、延期することになってしまいました。

応援してくださっている方々、楽しみに待っていてくださっていた方々には本当に申し訳ありません。

だんだん体が動かなくなり、作業ができなくなってしまい、はじめは不安で不安で仕方がなかったのですが、処方薬が良く効いているからなのか、今のところ心は元気を取り戻しています。

一度立ち止まろう、治すことに専念しよう、そう決めてからは、何が原因で動けなくなったのか、何ができていなかったのか、どうすればよかったのかなど、ひたすら考えました。

原因と対策、思いと仕組化

まず、自分の体力の限界がわかっていませんでした。

仕事も家事育児も計画的な行動ができていませんでした。

ただただ全てをがむしゃらに全力でやっている状況でした。

そこで療養中の今のうちに、復帰・開業したらもう、またこのようなことにならないようどうすればよいかを考えました。

まずは曜日毎、1週間分の行動計画表を子ども3人と自分の分、夏休み用と夏休み明け用の2種類作りました。(夏休み用はあくまで夏休みが終わる頃までにはこうなってるといいなという理想型です。夏休み明け用は、まずは十分に余裕を持ったスケジュールにしました。)

もっとあらゆることが時短になるように家事の見直しと、夏休みを利用して子どもたちに負担のない範囲で役割分担を決め、風呂掃除や洗濯畳み、玄関清掃などを仕込みました。

“ショールーム化”・”丁寧に暮らす家”をスローガンに、子どもたちに指示をし、毎日どんどん家を片付けて、掃除しやすく効率化をはかりやすくしました。(いつも散らかっている家からいつ人が来てもいい家へと様変わりさせている最中です。) 余談ですが、小1の次女でも、「これ捨てたくないなぁ」と悩んでるところに、「これショールームにあるかなぁ?」と聞くと、即答で「捨てる!」と言います。なかなか面白いです(笑)

そして掃除で出たものの中から不要な美品はメルカリで売っています。写真撮影の仕方、商品説明の書き方、様々な発送方法を実践で覚えることが、 今後の仕事に活きるからです。やってみると、なかなか興味深く楽しい作業です。

体力が続かないためあまり長い時間はできませんが、毎日少しはミシンを踏んでいます。私にとっての楽しい時間でもあります。

働く母親たちは本当に偉大だなと再認識しました

育児を仕事に例えると、コピーを1枚取るはずがなぜか無限に出てきてしまったり、コーヒーを持って歩いていたら人にぶつかってシャツにこぼしてしまったり。毎日が無数にそんなことの繰り返しだなんて言われますが、子どもたちの幼児期はまさにそんな感じでしたね。今は送迎や反抗期が悩みですが。可愛いですけどね^_^

家事も、最近よく聞く”名前のない家事”も含め、本当に無限にあって永遠に終わりがない気がします。やってもやっても終わらない、寛げるはずの家が職場と化して苦痛空間。(やはり幼児期はまさにそうでした。)

それに加えて外でも責任ある仕事をしているママたちは本当に凄いなって心から思うんです。

手を抜くって具体的にどうやるの?

手を抜かなきゃダメだよ、とよく言われますが、私はこれまで手の抜き方がわかリませんでした。 子どもたちは少しずつ大きくなってきてかなり楽にはなりましたが、今もまだ未成年なので子どもが最優先事項でなかなか手を抜けません。

家事の手を抜くとしても、後回しにしたって誰かがやってくれるわけでもなくその分仕事が増えるだけですし。

ちゃんと栄養や時間を考えて子どもたちに食べさせたい。でも買い物はしてあるけど、しんどいと動けなくて結局一品減ったり夕食が遅くなってしまったり、最悪テイクアウトになったり。 作るのに疲れ果てて食べたら即ソファにバタンキュー、食洗機あるのになぜか結局手洗いしていたり(笑)

こんな私に経営者ができるのか!?悩んだ結果始めに取り組んだのが、先に書いた”ショールーム化計画”と”行動計画表”でした。

そしてとにかく、ものを厳選して不要なものはとことん手放すこと、家事も仕事もやりっぱなしせずやったその場で終わらせてしまうこと、頼れるものにはどんどん頼ること、きれいな家で気持ちよく丁寧に暮らすこと、そして日々のルーティーンを効率化して回すこと。 こんな当たり前すぎることが大事だと今更ながらに学びました。

もう専業主婦ではいられないんです。主婦ももちろんとても大変な仕事ですが、経営者になるとそれに加えて徹底した時間管理とお客さまへの責任がかかってきます。

更に言うと、バレエという美に携わる仕事をする人の心や生活が荒んでいたら、誰も利用したくないですよね。

大変なことだと思います。それでもやりたい、やるときめたこと。

大好きな『バレエ文化の継承と発展に貢献する』という信念があるから。

バレリーナも、大きな怪我をしてしばらく踊れなくなったとき、はじめはとても焦りますが、今できることを考え、普段は気づかなかったことに気づけて、結果大きく成長したりします。

私も今は、”ピンチはチャンス!”

より強く、より成長して復帰するとお約束しますので、今は申し訳ありませんが、しばらくは無期限の延期となりますことをご了承ください。

Instagramではこれからも、ちょこちょこ仕立てたものをアップしていきますので、よろしければご覧ください^_^

一歩一歩、コツコツと               ~初めて仕立てたバレエ用品~

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

 はじめましての方はこちら(オーナーの思い)からお読みください。

むすめのために、今できることを

私が初めて仕立てたバレエ用品は、長女のウォームアップ用オールインワンでした。

専用の型紙があったわけではありませんが、長女がバレエ雑誌を持ってきてページを開き、「これを仕立ててほしい」とリクエストしてくれたことと、普通のニット素材の服地で仕立てられそうなこと、手持ちの型紙に少し手を加えれば仕立てられそうだったことから挑戦してみました。

もちろん余裕でできたわけではなく、型紙の段階で生地の縦横に悩んだり、仕立て途中で身頃とボトムスのバランスに悩んだりもしました。

それでも、ちょっと頑張ればできると思えたのです。

早く仕立てたい思いと葛藤、誰も洋裁に挫折してほしくない

作りたいものは沢山あります。バレリーナのための洋裁を始めようと思ったきっかけの、むすめのためのバレエショーツもまだ仕立てられていません。

ですが自分の技術や知識の範疇を超えて、いきなり難しいものに挑戦することは初心者がいきなりトウシューズを履くようなもの。

おそらく途中で行き詰まり、生地や時間や様々なものをたくさん無駄にしたでしょう。

洋裁教室のレッスンも同じで、一人ひとり生徒さんにとって簡単すぎず難しすぎず、ちょっと難しいけれど頑張ってやってみようと思えるものに挑戦し、少しずつ難易度をあげてレベルアップを目指していただきたい。

これは私の師匠、洋裁教室RaspberryGirl🄬の田川恵理子さんの教えから学んだことです。

洋裁をはじめたものの挫折されるかたがたくさんいらっしゃいます。洋裁の本や、型紙の仕様書のほとんどが初心者向けではないのです。

バレエのレッスンと同じように日々一歩一歩、コツコツと。私もずっと学び続けます。

アトリエアンドゥの洋裁教室にお越しくださる方にも、コツコツと楽しく上達していっていただければと思っております。

地域のバレエ文化の継承と発展のために            ~バレエ洋裁教室ができること~

松本市のバレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤実理です。

1年後にOPENすると決めてから、早くも半分が過ぎました。

これまで私は、洋裁教室RaspberryGirl®さんで主にニットソーイングを中心に洋裁の技術を教わり、また経営の様々な学びを得てきました。

2月以降は徐々に、バレエに関わる様々な方の意見を聞いたり、市場にほとんどないバレエ用品の型紙や生地を取り寄せ、実際に試作したりしています。

そのなかで、なぜバレエ洋裁工房を作りたいと思ったのか、私自身の考えを深堀りするようになりました。

洋裁教室がバレエ文化の継承と発展に貢献するとは

バレリーナのために洋裁の技術でなにかをしたい、との思いから、私にできることをずっと考えてきました。

ただ、どうしてそれをしたいのか、私が本当に願っていることは何なのかを考えたとき、根底にある、バレエ文化が今後も継承され、発展していってほしい。そのために私も貢献したい、という思いに気づきました。

私も我が家の3人の子たちも大好きなバレエが、これからもこの地で栄えてほしい。”バレエって素敵だけどお金がかかりそう”とか、”なんとなく敷居が高い”などの思い込みで敬遠してほしくない。といった思いに気づいたのです。

そこで洋裁に限らず、私にできることは何か考えました。先生方や保護者様にもご意見を聞きました。

バレエとは?文化とは?バレリーナに必要な資質とは?バレリーナが意識すべきことは?など沢山のことを考えました。

そしてただ仕立てて販売するのではなく、洋裁教室を開講したいと思うようになりました。

  • ご自身(またはお子さま)が着用されるものを自らの手で仕立てることの楽しみと完成の喜びを感じていただきたい。
  • バレエで着用されるものについて、素材やデザインなどを理解して着用していただきたい。
  • 洋裁の技術が身につくことで、小さなお直しが必要なことの多いお衣装やレッスン着などにもストレスを感じることなくご対応いただけるようになってほしい
  • バレエが好きな方々同士の交流も楽しんでいただきたい。
  • バレエ以外の芸術関係の情報交換の場としても使っていただきたい。

このような願いがあります。

長野県松本市でバレエ洋裁教室を開講する意義

長野県にはバレエ教室が数多くあります。しかし、バレエ用品のお店は長野市に1軒しかありません。必要なものは全てインターネットで購入するか、都会に出かけたときにお店に立ち寄るしかないのです。

県内ではほとんど生地も買えません。バレエ用品に使用するような特殊な生地以前に、服地を扱う店すらないのです。

けっして恵まれた環境とはいえませんが、だからこそ求められているものも大きいと感じています。

松本市は長野県の真ん中にあり、三ガク都(学都・岳都・楽都)とよばれる文化的地方都市です。国宝松本城や国宝旧開智学校もあります。セイジオザワ松本フェスティバルやクラフトフェアなど、一年を通して文化芸術的行事がたくさんあります。

この文化的都市松本を中心に、バレリーナのための洋裁教室を開講することは私の使命だと思うのです。

   

ちびっこバレリーナの保護者様から大人バレリーナ・バレエダンサーさんまで、バレエに関する”こんなものがあったらいいな“は今後も募集しております。

開業まであと半年弱、1人でも多くの方に喜んでいただけるよう、準備をすすめてまいります。

”あったらいいな”に答えるとは

松本市のバレリーナのための洋裁工房 アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

 Instagramは度々投稿していますが、ブログはご無沙汰しておりました。日々、師匠や沢山の方々のお力添えをいただき勉強させていただいていますが、なかなか思ったことを文章で表現するということは簡単ではないですね。

 バレリーナの”こんなものがあったらいいな”の声に洋裁で答えたい!と思い立って早数ヶ月。

”あったらいいな”と思うものとはなんなのか、既存のバレエグッズの改良版なのか、全く新しい開発商品なのか。そもそも商品を仕立てて販売すればそれは叶うのか、というところから考えさせられています。

いただいたお声をカタチに仕立てて販売を始めることがスタートだと思っていましたが、自分の考えも及ばなかったヒントをいただき、え?それ本当に私にできるのかな?と思ったことも。

 バレリーナのためなのかバレリーナのママのためなのか。レオタードや衣装を着て踊るのはバレリーナだけなのか。全国の人のことを考えるのか近くの人のためを思うのか。

どれも正解・間違いと括れるものではないですが、まずは身近な人の声に答えていきたいと思うようになりました。

 知り合いのバレエ関係の方から「インスタ見ました!」とか「応援してるよ!」とたまにお声がけいただけることがあります。本当に嬉しくて嬉しくてこの方だったらどんな商品、サービスがあったら笑顔になられるかな?と考えます。

また「孫が新体操をやっていて娘が毎回レオタードを作るのが大変と言ってるんだよ」といった声もいただきました。私にできることは大量生産ではなくオーダーメイドです。だからこそ、小さな声に確実に答えたい、答えないといけないと思っています。

そのために毎日技術習得も必死です(ぜひInstagramもご覧ください)。

 長野が、そして日本が、もっともっと文化・芸術が発展し、人の心がより豊かになる。大好きな洋裁とバレエで私もちょっとそのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。

 ”あったらいいな”に答えるとはどういうことか。それは小さな工房にとって大切な問いとしていつも心に刻んでおきたいと思っています。

ストーリーのあるお洋服

松本市のバレリーナのための洋裁工房 アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

私は昔から技術家庭科は得意でしたが美術が大の苦手でした。

ハンドメイドが流行りだした頃、漠然とアクセサリー作家さんに憧れたりしましたが、販売されている作品や手芸店のパーツ売場を見ても素敵だなぁと眺めるだけで、オリジナルのデザインが全く浮かんできません。

私にデザインする仕事は絶対に無理だと思いました。

でも今は全く不安がありません。常にワクワクするし、絶対カタチにするって思えるし、練習で作るものも実際に着用するわが子に選択肢を提示することはあっても迷いがありません。

それは洋裁の師匠、RaspberryGirl®の田川恵理子先生の言葉をお借りすると、「ストーリーのあるお洋服」だからだと思います。

デザインするとは、ストーリーをカタチにすること。

誰がいつどこでどのように何を着るのか。

誰にいつどこでどのように何を着せたいのか。

これがより具体的であればあるほど、デザインはよりはっきりとカタチになるのだと思います。

裏を返せば、どんなに可愛いお洋服でもストーリーがなければ人の心に届かないことを師匠から学びました。

 

 何年か前に、テレビで「YUMIKOのレオタード」の竹島由美子さんのドキュメンタリー番組を見ました。

ドイツのバレエ団でプロのバレエダンサーとして活動する傍ら、自分と友人たちのためにレオタードを作りはじめ、その評判が口コミでヨーロッパじゅうに広がり、オーダーがどんどん増えたためにビジネスにされたというものでした。

私が実現したい、”バレリーナ・バレエダンサーの、こんなものがあったらいいな”をまさに実現されたのです。

そこには確かにストーリーがありました。私も由美子さんのように、こんなものを作ってほしいの声に答えていきたい。

ちびっこバレリーナの保護者様から大人バレリーナ・バレエダンサーさんまで、”私はこんなものがあったらいいなと思うのだけどきっと他にも同じように思っている人がいると思う“と思うもので、洋裁でできることがあればぜひ教えていただきたいです。

バレエ洋裁工房を作る理由

バレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

これまでの私は平日に、趣味の域を脱しない自宅ネイルサロンと、週2~3日アルバイトをしていました。

でもコロナで営業自粛&自宅待機になり、家族みんなで引きこもりの日々。

バレエを習っている3人の子どもたちのが家で練習できるようにバレエレッスン用のバーをDIYしたり、小さな畑を耕したりして過ごしていましたが、正直時間を持て余していました。

しばらくしてとてもありがたいことに、バレエ教室が感染対策を徹底してレッスンを再開してくださいました。

クラスの入れ替わりで更衣室が密にならないよう、レッスンが終わったらすぐに服を着て教室を出ないといけません。

そのとき、まだボタンをとめられないような小さな子供でも自分ひとりでサッと着られるワンピースってなかなか売ってないな、ないなら自分で作れないかなと思いました。

以前から洋裁には興味があり、何年も前にどこかで習えないか検索をしていたのですが、その頃はいいなと思える教室がありませんでした。

でも今回はググったらすぐに、私にピッタリと思える教室が、それも家のすぐ近くに見つかったのです。

すぐにでも習いたい!と思いましたがやはりコロナの影響で教室はお休み、生徒さんの新規募集もされておらず、でもいてもたってもいられず新規募集を再開されたらとにかく一番に入会したくて先生にメールを送りました。そして再開後一番に入会させていただきました笑

その頃はまだ、せっかく洋裁を教わるなら同じようにバレエやその他着替えが必要な習い事をしているお子さんのために、ワンピースの販売をしたいな、他にも何か役に立つものは作れないかな、くらいに思っていました。

それから数日して、小学生の長女がポツリと「学校とかに着て行っても恥ずかしくないバレエショーツがあればいいのに…」と言いました。

アンテナを張り巡らせていた私の頭はビビビビビ‼‼‼‼‼と反応しました!

そうやんね!毎日レッスン行くのにバレエショーツで朝から学校行ったら体操着に着替えるときとか恥ずかしいやんね!でもネットで検索したって世界中どこにも、ベージュ一色のバレエショーツくらいしか売ってへんよね!だったらママが、品質も履き心地も見た目も恥ずかしくないバレエショーツ作ったる!発表会やコンクール本番は無理でも、普段のレッスンでちゃんとはみ出さへん、透けへん、でも恥ずかしくない、品質も履き心地も最高のショーツ、作ったる!!(実は関西人です)

間違いなくそこで私完全にやる気スイッチが入りました。

またその頃、アルバイト先がコロナの影響で閉店することになりました。とても良い環境だったので一瞬凹みましたが、でもこれはバレリーナのための洋裁を始めるむしろチャンスだ!と思ったのです。

私がお世話になっている洋裁の先生は、RaspberryGirl®の田川恵理子先生です。先生は私以上に情熱的で、洋裁の技術・知識が半端なく、作ってこられたお洋服の数も半端じゃなく、経営についても知識豊富で更に常に勉強を続けておられ、尊敬しかありません。

先生に出会えていなかったらおそらくここまでやるって覚悟をできなかったと思います。

ただ、気持ちを強く、強すぎるくらい強く持つと、不思議と周りの環境も整ってなぜか全てが面白いくらいに望みどおり叶っていくものですね。この数ヶ月でそんな不思議体験をいくつもしました。先生を通じて、必要としていた学びや環境も得ることができました。

私はまだ具体的に何も生み出せていません。ただ1年後と決めたOpenには、それまでにひたすら学び、技術を高め、アイデアを形にし、更にアイデアを出してまた形にし、他にはないAtelier Un Deuxの製品を世に送り出します。

ミシンを納品していただきました。

バレリーナのための洋裁工房アトリエアンドゥ
オーナーの安藤みのりです。

1年後の販売開始を目指し奮闘しています。

本日、ミシンの納品をしていただきました。

これで毎日ミシンを踏むことができます!

日々精進      

子どもたちの洋服や小物も作りながら

技術向上に努めます。